「計測」の訓練 2009.4.19

ボーイスカウトのターゲットバッジ課目「計測」の第2回目の訓練をしました。
 
 まずは国旗掲揚から
 今日は晴れて「計測」日和だぞな!
 スカウトが紫外線で焦げては一大事なのでタープを張ります。
 スカウトハンドブックに、体の各部の寸法を記入しよう。
 おでこの寸法を測っているワケではありません。「目」の位置の高さを測るのに、「身長はわかってるんだから、アタマのてっぺんから目まで測ればいいじゃん」と言って始めました。どう見ても、おでこ寸法の測定としか見えんぞ。(目の高さを測る理由は後からわかるのだ。)
 というワケで、ちゃんと測ることになりました。
 身長も測ろう。
 靴底の厚さも測っておかなければ。
 手を横に広げた時の長さは覚えておかなければ。
 ひじから手首までの長さを測る。
 肩からの腕の長さを測る。
 歩測の再確認もするのだ。
 メジャーを張ったら、スカウトは幅跳びをしたくなるようである。
じゃぁ、ってんで・・・「幅2mの川を飛び越えられるか」コンテストとなった。おおむね川に落ちるようであった。リーダーは、みんな川の真ん中に落ちた(泣)。スカウトの杖はこういう時に使うためのものだよなぁ。
 影を使って木の高さを測ろう。まず、長さがわかっている棒の影を測る。
 オーイ、隊長が持っている棒が傾いているんだけど!!(カゲの声:棒だけじゃなく、性格も傾いてんだっぺ?なお、計測日和とは、影ができる晴天、ということでした。)
 調べたい木の影の長さを測る。てっぺんの位置はここだよ。
 投影式という測量で、影の比率を計算すれば木の高さがわかります。
 こちらのスカウトは筆算で計算をしている。「電卓使えば早いよ」とリーダーが言うのにスカウトいわく、筆算を使うと頭がよくなるよ。う〜ん、リーダーにはグサっとくる指摘です。
 こっちは電卓で検算する。当たり前だけど、出る答えは一緒です。
 続いて、三角関数(タンジェント)を使う方法。直角三角形の性質について学ぶのだ。(この辺になると、スカウトの目にモヤがかかる。難しかったかな?まぁ、高校で習うものを今やるんじゃ無理もない。)
 三角定規を使って理解を深めよう。
 簡易測量器具を作って木の高さを測ろう。まず、角度を測定する。
 分度器のコピーを貼りつけた板に5円玉の重りをぶら下げて。板の裏側には、タンジェントの数表が貼ってあります。
 測定対象までの距離を測ります。H=L×tanXで求められます。
 もう藤の花が咲く季節になったんですね。
 でも花より昼メシだぁ。本日の隊長の昼メシはインスタントラーメンである。
 2月にお江戸見物した時に見つけた、韓国直輸入の激辛ラーメンです。
 これは「熱」と書いてある。
 こちらは「火」と書いてある。名前からして炎上しそう!
 今回は「熱」を選びました。スープは赤いし、浮いている赤いのはトウガラシの輪切りのようだ。
 メンを1本食べてもキクぞっ!!スカウトにも少し味見させました。「辛い!!」という悲鳴が当然聞こえると期待したのだが・・・あれっ、辛いけどおいしい、という評価。うーむ、いつの間にかウデをあげたようだ。(??)
 次は「火」に挑戦だ!
 続いて、川幅の測定。帽子のツバを使って距離を測りましょう。(ナポレオン法)
 90度回って、同じ距離の位置を見つける。
 歩測で距離を測ろう。
 合間の時間に、ターゲットバッジ課目「観察」の、食べられる野草などを探す。牛久の地は、自然がいっぱいなので、いつでもこういうことができるんです。
 数学でアタマが疲れたので、今度は体を使うぞ!ターゲットバッジ課目「キャンプクラフト」の、ナタ、カマ、シャベルの安全な使い方を知ろう。まずは「カマ」から。
 カマはスカウトに結構人気です。気持ちよく切れるから、ということらしい。
 次はナタです。ナタについての説明。前回のジャンボリーでは、ナタで怪我をしたスカウト、リーダー多数だった。心してかかれよ!
 まず薪にナタを当てて。
 棒でたたく。あれっ、薪が固くて割れないぞ(汗)
 それではやってみよう。棒で殴ってね。
 ある程度ナタが食いこんだら、餅つきの要領で。
 あともう少しだっ!
 細い薪は簡単に割れる。
 パッカーン。です。前回ジャンボリーの時に、これにやみつきになったスカウトがいましたね。
 シャベルをやってみる。ボーイスカウトは、テントの回りの溝掘りのために、必須項目だぞ。
 本日の訓練はここまで。進級とターゲットバッジの授与をしました。
 本日の訓練はここまで。進級とターゲットバッジの授与をしました。
 ターゲットバッジの授与です。
 ターゲットバッジの授与です。
 ターゲットバッジの授与です。